2018.12. 9DOOR 1988

4449
都会のマンションの盲点、ストーカーが騒がれ始めた頃の映画、監督は高橋伴明、高橋惠子の夫である。主婦・靖子(高橋惠子)は、夫の悟、息子の拓人と3人で、都会のマンションに住んでいた。セールスマンの勧誘に神経質になっていた靖子は、ある日ドアチェーンの間から強引にパンフレットを入れようとしたセールスマン(堤 大二郎)の指をはさんでしまう。それがキッカケで・・・。つまるところ、この結末はどうなるのかが、余韻が残るところで、靖子が今後の訪問や電話セールスにどんなに毅然とした女性に変貌するのか?これがサンスペンス・ホラー映画でしょうか、名言も何も残らない。
2018.12. 9支那の夜 1940

4449
東宝の長谷川一夫と満映の李香蘭のコンビによる「大陸三部作」の二作目。東宝と中華電影の合作による国策映画で、李好蘭は中国の女優に仕立て上げられた日本人であった。日中親善の映画として封切り、渡辺はま子の「支那の夜」「蘇州夜曲」は幼い頃に聞いていて、私たちにとっては名曲である。舞台は上海で、日本人の長谷(長谷川)と抗日の中国娘桂蘭(李)が、行き掛かり上、同じ館で住まいすることになった。いつしか長谷は、自分の力で桂蘭の誤解を解いてみせることを決意したが、滑稽な自惚れだったと恥じるが・・・。二転三転するのは、おとぎ話の世界?
2018.12. 9その護送車を狙え 1960

4449
護送車が襲われた。責任を問われた看守長の多門は停職命令を受け、犯人の追求に乗り出した。まるで、名探偵のような動きで見事解決をするという筋であるが、拳銃のドンパチあり、踊り子の人身売買あり、ヤクザの親分と美しい娘あり、と、この時代のサスペンス映画の特長である。出演者は、水島道太郎(多門)、渡辺美佐子(優子)、小沢昭一(五郎)、白木マリ(津奈子)、芦田伸介(浜島)、安部徹(赤堀)、内田良平(久慈)、夏今日子(昭子)、久木登紀子(ストリッパーの女)。原作:島田一男、監督:鈴木清順、映画館入場料 大人50円、小人30円の時代。
2018.12. 9恋 文 1953

4449
田中絹代監督、新東宝。現実を受け入れられず悶々とする男の葛藤を描く。兵学校以来、清純な道子の姿を思い抱いていた礼吉は、眼前の道子を罵倒を浴びせ、それから道子への愛と憎しみに悶える泥酔の日々が続いた。兄の気持をうすうす知った洋は山路に相談して道子に会わせようとするが・・・出演者:森雅之(礼吉)、宇野重吉(山路)、久我美子(道子)、香川京子(保子)、中北千枝子(レストランの女)、道三重三(洋)。渋谷の雑踏、街並みや明治神宮、日本がやっと落ち着きを取り戻した頃の佇まいが映されている。
2018.12. 9稲 妻 1952

4449
はとバスの観光ガイドをする清子(高峰)を取り巻く人間模様を描いている。父親が違う4人兄姉妹(1男3女)、姉や兄は綱吉(小澤榮)にへつらい、末っ子の清子は凛として接する。複雑な人間関係に嫌気がさし、清子は家を出る。世田谷に引っ越した隣家の兄妹の周三(根上)、つぼみ(香川)との余韻を残す。原作:林 芙美子、監督:成瀬巳喜男、出演者:高峰秀子(清子)、三浦光子(光子)、村田知英子(縫子)、丸山修(嘉助)、浦辺粂子(おせい)、小澤 榮(綱吉)、中北千枝子(田上りつ)、根上 淳(国宗周三)、香川京子(つぼみ)、杉丘毬子(桂)。SP盤のレコード、電蓄が懐かしい。
2018.12. 9わかれ雲 1951

4449
八ヶ岳の麓の小淵沢の宿を舞台に、東京の女学生が、診療所の医師と旅館の仲居とふれ合ううちに、生きることの喜びに目覚める。出演者に知った方が少なく新鮮な印象を受けた。スプーンを"匙"(さじ)と言い、足踏みをするシーンは懐かしく感じた。女学生役:沢村契恵子、旅館女中のおせん:川崎弘子、診療所の南:沼田曜一、旅館の主人:中村是好、写真屋:柳谷 寛、学校の先生:稲葉義男、監督:五所平之助(新東宝)。
2018.12. 1白い野獣 1950.6

4441
梅毒患者の更生施設、白百合療での女たちの自覚と葛藤を描く。若い療長を巡って、理知的な女医と新しく療へ入って来た啓子が、その想いをよせる。啓子は、女医と寮長との真っとうな愛、正しい生き方を、見るに付け啓子の心は次第に動いてゆく。自分の歩んで来た道は汚れていなかったと信じようとするが、すでに啓子の肉体は梅毒性神経炎に侵されていた・・・監督:成瀬巳喜男、出演者:山村 聰、三浦光子、飯野公子、岡田英次、千石規子、北林谷榮。ところで「白い野獣」って、何のこと?
2018.11.21第17捕虜収容所

4431
ビリー・ワイルダー監督の1953年米映画、アメリカ兵の捕虜の中にスパイが居るという疑惑がある。気転が利き「競馬」「のぞき」「タバコ」「百貨店」など事業を展開するセフトン(ウィリアム・ホールデン)軍曹が疑われ、一同は彼を袋叩きにする。セフトンはなんとか疑惑を晴らそうと、スパイの正体をつきとめる機会を待つが・・・裸電球が揺れる下には、チェス盤・・・潜り込んだドイツのスパイを突き止める時がシーンが圧巻である。コメディアン俳優が捕虜生活を和ませてくれるが、スティーブ・マックインの「大脱走」より泥臭いイメージがする。
2018.11.15不毛地帯 1976

4425
在阪の商社に元陸軍中佐・壱岐正が入社した。かつての作戦力、組織力を高く評価されたからである。11年間のシベリア抑留の間、かつての戦友川又に家族が世話になっていた。川又は防衛庁在職していて、ライバル社との商談が進みつつあった・・・。映画としては長編大作である。大阪と東京の商社の鍔迫り合いが面白いが、現在は、全てが首都圏に一点集中、スペアとなる都会がない。鉄鋼造船の基幹産業からサービス産業、さらに金融経済へとシフトし、在阪の銀行や経済界は、皆東京へと集結してしまった。大阪は今や、不毛の街となり下がったのか!
2018.11. 1夜の蝶 1957

4411
大映 川口松太郎原作、吉村公三郎監督。銀座を舞台に京マチ子(マリ)と山本富士子(お菊)の女の意地の争いを描き、財界のツバ競り合いも痛感である。日本が右肩上がりの成長さしかかる時代の裏面を表している。取り巻く男連中には、山村 聰(在阪の百貨店のドン)、船越英二(ヴァイオリニストを断念、ホステスの斡旋仲介)、芥川比呂志(医学研究者)、川崎敬三(銀座の花屋)。懐かしい外車が登場するが、飲酒運転には大らかな時代であったのか、今では考えられないですね〜。
2018.10.27銀座化粧 新東宝1951

4406
小唄長唄、三味線など、とんと聞かれなくなった。ミナミでも流しの兄ちゃんも見かけない。雪子(田中絹代)は、銀座のベテラン女給で、そこで繰り広げられるドラマである。雪子が若い京子(香川京子)に「男は獣と思っていればいい」と自分の過去を振り返る。「頭の切り替えがでけへんからアカンねん」、「少しは悪いやっちゃと言われるぐらいでないと」というセリフが気になった。助けてもらった恩や義理を引き摺るのが人間なんだと言っているように思えるし、「正直、まじめ、元気」であればと、子供の春雄に言わせている。他に堀 雄二、花井蘭子、監督は成瀬巳喜男。
2018.10.22怒りの街 東宝1950

4401
【怒りの街とは、我々が常に正義を愛し人を信じたい気持ちが踏みにじられた場合に採る表情の一つである】須藤(原 保美)と森(宇野重吉)は帝大学生、女を騙してお金をせしめる「自らの知能プレー」に誇りを持ち、愉しんでいた。ダンスホールに通っては、福田つね子(久我美子)が、宮部紀美子(木匠久美子)が、彼らの餌食となっていった。だが、森は、須藤の妹雅子(若山セツコ)に咎められ、自分の行動は恥ずべきものだと気がつき、須藤をとめようとするのだが・・・・ダンスホール入場料は300円、宝くじ10円の時代、成瀬巳喜男作品。
2018.10.19 Pリーグ

4398
Pリーグというボウリング番組がある。もう10年近く続いているのでしょうかね〜、溌剌とした女性たちが戦い、トーナメント式で優勝を狙う。50年前には、ボウリングの番組がたくさんあって、中山、須田、並木と言ったプロボウラーが、よくTVに出演していたが、今はこれだけでしょう。ちょうど私が大学時代がピークで、至るところにボウリング場があった。当時1ゲーム300円は高く、早朝100円、18時以降は4〜500円であった。ブームが去れば、案の定TV放送は無くなった。こう考えると、TVは新しい大衆向けの娯楽を浸透させるためのツールと言える。
2018.10.18 日本円が存在する

4397
日本円は、日本銀行が発行権を持っていて、いくらでも印刷することが出来る。世界のキーカレンシーはドルである。ニクソンショック以降、ドルの威信が落ちても、相対的にドルの力が落ちてもアメリカは基軸通貨の権利を手放さない。いくらでも刷って刷りまくれば、世界の通貨として通用するからだ。ポストドルで作られたユーロは期待できず、中国は元通貨圏を増やそうと虎視眈々と狙っている。しかしそうはさせじとトランプは踏んばるはずである。世界の流れは別として、日本は自国通貨を持っているのは、素晴らしいことである。安倍首相は、円借款をエサにして円経済圏を作ろうと海外を飛び回っている。もし東アジアの通貨が統一でもされれば、身も蓋もない。
2018.10.17煙突の見える場所 1953

4396
監督は五所平之助、上原謙、田中絹代、高峰秀子、芥川比呂志が出演する、庶民生活のなんでもない映画である。上野公園の西郷どんの銅像のクローズアップには感動。戦争の回想では「戦争を起した人間が嫌になった」「自分一人だけの戸籍を作った」のセリフが気になった。「女に殴られても腹を立てない男」「死んでしまうなんて弱虫だ」「馬鹿げた正義感にかられて勤めを忘れるな」。上原と芥川の生真面目、実直、正義感が錯綜し、高峰のクールな現実主義が絡むのは面白い。予期せず我が家にやってきた赤ん坊騒動で、本音が見え隠れして微妙な心の動きが描写されている。
2018.10.10大阪の地盤沈下は?

4389
昭和の復興期(1970年以前)の映画を見ると、大阪の存在が描かれている。歌謡曲にも「大阪もの」が多かったように思う。最近はヨシモトの芸人が、全国ネットで活躍しているが、バラエティーばかりで、本来の芸を磨いていないのが残念である。大阪の財界が地盤沈下したのは、本店本社が東京へ移転したからである。大阪への想いがあっても、オーナー会社であっても、首都圏へ移っていったのである。損得が優先し、集中管理をしたほうが効率がイイというのも正しいが、危機管理をも視野に入れておかねばならない。大手都銀が東京へ行ったのが最大の原因かも知れない?一発、花火を上げたところで、人の流れお金の流れを戻すことは出来ないでしょう。
2018.10. 9 平成時代

4388
ベルリンの壁崩壊、東西冷戦終結、ソ連分裂、民族の台頭、湾岸戦争、阪神大震災、地下鉄サリン事件、オウム真理教、マイクロソフト社Windows95・パソコン、非自民政権、就職氷河期、携帯電話、山一証券・北海道拓銀倒産、労働者派遣法、宮崎勤奇怪事件、ITネット社会の到来、パナソニック、サッカーワールドカップ日韓大会、郵政改革、平成の大合併、格差社会、ワーキングプア、組織の疲弊形骸化、ネットカフェ、個人情報保護法、延命治療vs尊厳死、勝ち組と負け組、年金改革、EU連合、秋葉原無差別殺人、民主党政権、尖閣諸島、竹島、東日本大震災、原発是非、スマホSNS、熊本大分地震、マイナンバーカード、シャープ、北の脅威、フェイクニュース、安保法制、野党無能困憊、憲法改正、米朝首脳会談、カジノ整備法案、・・・
2018.10. 7大阪の宿 新東宝1954

4386
この作品も五所平之助監督。まじめな独身サラリーマン三田(佐野周二)は、大阪に左遷、土佐堀の旅館酔月荘に長期滞在をする。中之島公会堂、裁判所、堂島川に架かる橋や大阪城には安らぎを感じさせる。旅館の女中たちにも誰に対しても、相手を信ずることから接する三田、決して魂胆があって近づくことはしない。自分の信念を明確に持っている。そんな三田に惚れた芸者うわばみ(乙羽信子)、友人の田原(細川俊夫)、旅館のおっさん(藤原釜足)、旅館の住民・野呂(多々良 純)たちが、三田の人格を浮き彫りにしている。
2018. 9.30 怪しい勘違い!当たり前のこと? −その2−

4379
世の中には怪しいことがたくさんある。近代化とは、西洋化することである。生活習慣病という病気はなく、成人病検査を生活習慣病検査と言い替えている。民主主義は○で共産主義や独裁は×。キリスト教は○でイスラムは×、仏教や神道は不可思議、ユダヤ教は話題にするのもタブー。合理的思考を積み上げれば、正しい答が見つかるはずだ、と信じていること。薬を飲めば病気が治るという誤った認識。集合住宅の販売価格は、なぜに高層ほど価格が高くなる。新製品のほうが性能がイイという錯覚。高価だから美味しい、モノが良いという思い込み。進歩は○、現状維持は×、昔の人間より、今の人間のほうが優れている?という勘違い。
2018. 9.29 「血と骨」2004

4378
済州島から大阪へやって来た船、ゴッドファーザーUとダブって、まさしく猪飼野のドンをイメージする作品。自分の気持ちを言葉で表現できない父親俊平(ビート)、裏切りや嘘には厳しく、金と腕力で従わせる。家族にもその気持ちを解ってもらえずに誤解を生む。人生の途中で、性格を改めろ、価値観を変えろと、言われたところで、自分のやり方を通すしか道はないのでしょうね〜。ところで、なぜ北朝鮮で余生というのも納得できない選択ですね〜。迫力だけの疲れる映画ですね〜。監督:崔洋一、出演者:ビートたけし、鈴木京香、田畑智子、オダギリジョー、松重豊、濱田マリ、寺島進、伊藤淳史、國村隼。
2018. 9.22からみ合い

4371
遺産相続を巡る男女の人間模様。ガン宣告をされた大会社の社長(山村 聰)の遺産を巡る人間の赤裸々な欲望を描くサスペンス映画。社長は死に臨み、入籍していない子供を探すが・・・。秘書課長(千秋実)、秘書やす子(岸恵子)、弁護士(宮口精二)、弁護士助手(仲代達矢)、社長婦人(渡辺美佐子)が権謀術策をめぐらせ遺産を巡って争う。どんでん返しが見ものだが・・・。最後は、はじめの喫茶シーンに戻るが、もう少しヒネリがあってもオカシクない。街の様相から察せられるのは、東京五輪開催が決まって日本列島は活気で溢れている。小林正樹 監督(1962松竹)
2018. 9.21 隔月刊の「こころ」

4370
性犯罪についてのコラムが掲載されていた。匿名仮名を使っているが、かなり詳しい。家庭環境から本人の生い立ち、両親のことまで書かれている。皆、その罪状が異なるし、一括りに決めつけることはできない。自分の心の逃避先がたまたま性犯罪であって、決してそのものに執着があるのではない。この記事を読んでみて、改めて世の中すべてと言っていい程、家庭教育が重要である、と痛感した次第。家がしっかりしておれば、本人もしっかりしている。両親がフラフラしている所は、やはり本人も落ち着かない。こんなことは当たり前なんですが・・・。個人情報保護や人権の立場から、本人のことはイイが、家庭のことはダメという話、世の中オカシイですね〜。
2018. 9.18 ボーダーラインは、三日(みっか)

4367
人間「慣れる」「馴染む」のは、どれくらいであろうか。・・・は三日で慣れる、・・・は三日で飽きると言われる。三日坊主とも言う。実際の話、旅行に行ったとしても、三泊までの旅行は、旅行に慣れる頃に帰ってくるので、息抜きやリフレッシュにはならず、やはり一週間から10日以上のんびりしないと、休暇の本気モードにはならない。そういう点で、我が日本人は、遊び方がうまくないのでしょう。全く別世界に浸ることが、人生をうまく活性化させるコツかも知れない。こんなことを言っている自分は、そんなバカンスを過ごしたこともないし、旅行と言えば、せいぜい2泊3日、人生の愉しみ方や時間の使い方が下手、貧乏性に育っていると思います。
2018. 9.12 周囲が"うるさい"!

4361
ホンマに日本社会は周りがうるさい、本質的なことを見ずに、ハラスメントや道徳的、差別的なことには、敏感である。演説にしても答弁にしても、反論や応援、ヤジやケンカにしても、道徳的に振る舞うことが要求され、一言でも、差別的文言があれば、それだけがクローズアップされてしまう。本音でしゃべることが出来ない。少し偉そうに言えば上から目線と言い、妬みや平等欲が見える。トランプが人気なのは、キレイゴトを言わないからである。罵るし、ズバッと核心を衝くからだ。日本のテレビ局はズルい。自ら責任回避をして、坂上、マツコ、有吉をMCに起用して、本音を言わせている。なんともはや、TVも新聞も、あらゆる大衆を対象にしているので、あんな形になるんでしょうね〜。客層を絞って特化すればいいのに・・・。
2018. 9.10螢 火  1958

4359
幕末の世、伏見の宿「寺田屋」を舞台に繰り広げる、原作は織田作之助、五所平之助作品(松竹)。淡島千景、若尾文子、伴淳三郎、初音礼子、沢村貞子、東野英治郎、三島雅夫、森美樹、三井弘次。
2018. 9. 9 縁とは不思議なもの

4358
生涯一度しかない、三回の不思議な出会い、があった。1回目は中学1年の時、2回目は大学入試の結果をその大学キャンパスへ見に行った時、3回目がつい先日である。ひょんなことでそいつの消息が判って、早速ハガキを出しての再会となった。彼は小学校同級、途中で転校をしたが、他区の中学校に進学して偶然に再会した。さらに大学、早稲田の入試発表を見に行った時に「どこかで見た奴やな〜」と目が合い、お互いに声を掛け合った。その出会いは劇的で、5分ズレておれば会えてなかった。卒業する年に、新橋で鍋をつつきながら社会への抱負を分かち合った。
2018. 9. 5 右回転、左回転?

4354
フラスコに液体を入れて(たとえば水)、珈琲のガラスポットでも良い、容器を左右に軽く振ると、たいていは左回転で水が回り出す。これは日本が北半球に位置するだからである。オーストラリアで、同じことをすれば右回りに回るはずだ。ゴム栓の付いている洗面に水を張って流すと、必ず左に回りながら吐出するはずである。フラスコの水を右回転にしようとすれば、波をうって回りにくい。となれば、赤ん坊の髪の毛の渦は、お母さんのお腹の中で、どうなんでしょうか?頭の渦のデータって、あるのでしょうか?またオリンピックの回転する競技では、会場が南半球での場合と北半球の場合で、ワザを変えることも理にかなっているかも知れませんね〜。
2018. 9. 3 リーガロイヤルのバー

4352
中之島のリーガロイヤルホテルの1Fのリーチバーに、我が社のコックが付いているサーバーが置いてある。夏場だけのサービスで、カクテルなどを提供している。実際に自社のサーバーコックを見ながら飲んだりしてくつろぐのは、照れ臭いものである。そこはホテルのバー、ゆっくり自分流で本を読んだり、語り合うのにはイイ空間を提供してくれる。
2018. 9. 2ひき逃げ  東宝 1966年

4351
成瀬巳喜男作品、司 葉子、高峰秀子、中山 仁、小沢栄太郎、黒沢年男。幼い子供が自動車事故で死亡した。重役婦人が不倫中に子供を跳ねた。年輩の社員が身代わりにて出頭して難なく解決かと思われたが、示談・裁判も決着、犠牲になった子供の母親が、復讐のシナリオを展開する。・・・交通事故の被害者になるのはつらいし不憫ではあるが、加害者もまた死ぬまで十字架を背負う重荷が待っている。大阪での平成29年の交通事故死亡者は150人、うち高齢者は66人、交通事故は今日もどこかで起きている。
2018. 9. 1 不条理なこと

4350
経済活動を優先順位一番にして、行政を行えば、国のあり方がオカシクなるばかりか、国民の常識がズレてきて、人として大切なものを見失ってしまう。人間社会の素晴らしさが見えなくなってくる。お金を儲けた者が、偉いという大きな錯覚に陥るし、正しくなく間違ったことでも、70%の人が賛成をすれば、それが常識となって、正しいこととなる。長いものには巻かれよ、という諺があるが、時と場合であって、常に自分の信念を持って生きることが一番大切である。世の中、自分が稼ぐことだけを考えて人生を進めば、必ず壁にぶち当たるし、俺だけは・・という思いが強ければ強いほど、いい死に方はしない。
2018. 8.31 裏口の対応?

4349
まだ地下街が起きていない日曜日の朝、すでに開店しているドラッグストアで薬を買い、歩きながら包装を解く。店の外に出ているゴミ箱にレジ袋を捨てて、歩き出そうとしたら、「このゴミ箱はウチのんですけど・・・」と。「あっ、そう!」。けったくそ悪いので、戻って捨てたレジ袋を取り出し、その店の名前をジロリと確かめて、後にした。それは、ラーメン屋「古潭」であった。客商売をしているなら、そんな言い方はないし、店舗の中まで入って行って捨てたのではないし、何も言わなければ良かったものを・・・。私はうどん党、そば派で、ラーメン屋には行かないので良かったが、今後は決して「古譚」の暖簾はくぐらないだろう。
2018. 8.30 必ずや、大阪の街は腐っていく!

4348
自分が住んでいる街を、喧嘩や暴力、博打・売春、贈賄と収賄、恐喝が絶えない街には、誰しもしたくない。また子供たちが博打のマネをするような街にはしたくない。親世代なら、明るい安心安全な街にしたいはずだ。近所づき合いをしながら、よそ者不審者がウロウロできないような街にするのも、住んでいる人たちの結束である。防犯パトロールや街路灯をたくさん点けることも大切だが、一番は、住民手作りのイベントに参加することが、大きな地域の財産となる。一緒にバスツアーに行ったり、もちつき大会や食事会をして親睦を深めることが、街が生き生きとする原点である。法律を整備して取締まりを強化するよりも、地域が持つ無形の街づくりに力を注ぐことだ。
2018. 8.29人間アホ化、宣言!

4347
ボーッとしている世の中、考えなくても生きて行ける。あまり便利な世の中になってしまうと、人間が何も考えないようになってくる。疑問をも感じない、恐ろしい動物集団になる。これはこうなるよ、と教えられると、そうなるんだ、と信じてしまい、なぜこのように動くのかな、なぜそうなるのかな、と感じる人は100人に1人か2人しかいない。さらなる疑問を思わない生活環境なのでしょうか?自動車を運転していても、物体に近づくとセンサーで勝手に停まってくれる、ということを学べば「すべての自動車がそうだ」と思い込んでしまうバカな奴も出てくる。便利な世の中というのも、段階を追って、世間の成熟度を見ながら対応していくのがベターなはずだが・・・、これだけ儲け主義の時代になれば、考えないアホを量産することは、間違いない。
2018. 8.28 ジャカルタのアジア大会

4346
アジア大会と言えど、国際大会で開催国では煩わしく厄介な話だ。毎々規模が大きくなってきて会場やインフラを整備するのも、主催国とすればたいへんだ。選手も自らの種目の世界大会、国内の試合があるわで、その間をぬって国際大会に参加せねばならず、疲労困憊は拭えない。スケジュールは過密状態ではないか。先日も書いたが「五輪の使命は既に終えた」と開催を自粛すべきだし、スポーツをはじめ国際イベントのあり方も考える時期にきているのではないか。
2018. 8.27 煩わしいメールやDM

4345
メールやDM、あるいは電話で、「費用対効果を前面に出して、我が社の広告とお付き合いください」というメッセージがよく受信する。広告を打ったから、売上が上がる訳がなく、商品がイイのかどうかも調べずに、広告だけをクローズアップして、メールで営業をかけてくる。最近はテストマーケティングと称して、新製品のお手伝いを、と言ってくる。世の中って、そんな甘いものではないし、その広告会社が、的とする客層を掌握しているとは思えない。極秘の顧客リストを持っているならば、自らが営業展開をすればイイと思うし、そんなリストを提供してもらったとしても、すべてマッチングすることはない。そんないい加減な商売が世の中に蔓延っているとは、嘆かわしいことだ。広告媒体によって、商売につながる商材は、家電や健康食品も含めて一般向の耐久消費財だけではないか。
2018. 8.26 福 家

4344
ミナミの法善寺横丁から東へ行った相合橋筋に福家がある。所謂"おかず屋さん"だ。私が小さい頃には、おそらく「めし」と大きな看板が上がっていたような佇まいである。気を遣うことなく食事ができる雰囲気で、十分普段着で行ける。この辺りは"さかまち"と言われていたので、こわ〜いお兄さんが居ると言われたことがある。最近では、怖いという感じはないが、気持ちはやはり警戒気味。まあ、そんなことよりも腹いっぱいになって、ほろ酔いで、店を後にした。二人で締めて○○円は非常にリーズナブル。
2018. 8.25大空港 Airport

4343
アメリカが世界一になりかけていた時代の映画、久しぶりにアメリカ映画を見たという気がした。スケールの大きさ、着眼点、実に面白い設定である。俳優女優の皆さんのセリフが良く聞き取れるように思う。会話のテキストに出てきそうだ。不法搭乗をする老女(ヘレン・ヘイズ=写真)の存在が、緊張感を和ませてくれるし、それぞれの夫婦間の不協和音も興味をそそる。国際線にも関らず、荷物検査はこんなに緩かったのか、と今さらながら驚く。バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグ、ジャクリーン・ビセット、ジョージ・ケネディ(1970年米)
2018. 8.24 倫理ばかりでは・・・

4342
マスコミ各社は、差し障りのない話題と察するや、何度も時間をかけて放送する。アメフトしかり、猛暑しかり台風進路しかり、タラレバの話題を茶の間に持って来られても、井戸端会議でしかない。倫理に関する問題は追求しやすいし、世論に訴えることができる。正しいか正しくないか、という話だが、余りにも正しさだけを追求しすぎると「魔女狩り」になってしまい、世の中が萎縮して、周りの顔色を見ながら行動する奴ばかりになってしまう。誰しも触られたくない過去はあるはずで、お腹が真っ白、潔癖、清純で完璧な人は存在しない。マスコミがアラ探しを展開すれば、必ずや世間はオカシクなる。ゴロツキ報道もいい加減にしておかないと、ブーメランが戻ってくる!
2018. 8.23 進化という魔物

4341
すべての分野でIT化が進み、確かに便利な世の中になってきたように思う。人間の能力や体力も進化しておれば、それもイイ話だが、赤ん坊から幼児になる子供たちを見ていると、どうもおむつの外れるのが遅くなっているように思う。お尻はサラサラ、だから本人はベトベトしないので「まあ心地よい」泣いて訴える必要もない、だから外れるのが遅くなる。おしめメーカーは2年で済むところ、少なくとも1年は延長できる。これはどう考えてもオカシイ現象である。やはり人が持つ感性を鈍化させる商品を作ることは「人間のため」にはならないと思う。いずれ言葉を話すようになれば、おむつは取れるようなものであるが、こういう常識が世界に蔓延すれば、人間の感性は退化し単細胞化していくかも知れない。

☆☆ き.に.な.る.ニュース ★☆2018. 9▲戻る

☆☆ き.に.な.る.ニュース ★☆2018. 8▲戻る まっ盛りの暑い8月、強い大型の台風、雷が
日本列島を襲ったりして、・・くわばら、くわばら