2019. 8.30白い野獣 1950.6

4708
梅毒患者の更生施設、白百合療での女たちの自覚と葛藤を描く。若い療長を巡って、理知的な女医と新しく療へ入って来た啓子が、その想いをよせる。啓子は、女医と寮長との真っとうな愛、正しい生き方を、見るに付け啓子の心は次第に動いてゆく。自分の歩んで来た道は汚れていなかったと信じようとするが、すでに啓子の肉体は梅毒性神経炎に侵されていた・・・監督:成瀬巳喜男、出演者:山村 聰、三浦光子、飯野公子、岡田英次、千石規子、北林谷榮。ところで白い野獣って、何のこと?
2019.12.26 老いること (20) − アラコキを愉しむ

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二十歳代から30になるとき、寂しいと感じた。それを高校の先輩に話すと「人生は30代は30の良さ、40代は40の良さ、それぞれその年代に良さあるんや・・・」と教わった。まさしくそれを感じながら生きている。少し前に50を超え、つい最近、還暦を超えたばかりと思っていたら、あと1年で古希に差しかかる。速いね〜。年をとるとトキメキが薄れるから、時間の経つのが速く感ずるのだそうだが、それはそれ、そんな難しいことはどうでもイイ、頭の回転や動作が鈍くなってはいるがアラコキを愉しみたいと思う。土地や建物、現預金や貴金属などは課税対象ではあるが、ものの考え方には税金はかからない。
2019.12.22 冬至

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2019.12.21夜の蝶 1957

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大映 川口松太郎原作、吉村公三郎監督。銀座を舞台に京マチ子(マリ)と山本富士子(お菊)の女の意地の争いを描き、財界のツバ競り合いも痛感である。日本が右肩上がりの成長さしかかる時代の裏面を表している。取り巻く男連中には、山村 聰(在阪の百貨店のドン)、船越英二(ヴァイオリニストを断念、ホステスの斡旋仲介)、芥川比呂志(医学研究者)、川崎敬三(銀座の花屋)。懐かしい外車が登場するが、飲酒運転には大らかな時代であったのか、今では考えられないですね〜。
2019.11.26 老いること (19) − モノに執着しない

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かつてはモノに囲まれて住んでいた。蔵書がたくさんあり、レコードやCD、オーディオ、楽器やアルバム、カメラ・・・自分が生活しているという実感がモノに溢れていた。喫煙具も転がっていた。ライター、灰皿、パイプ、それを掃除したり磨いたりする道具、男の趣向品に囲まれていた。それが、70歳前にして、徐々にではあるが視野から無くなった。その時から、心が豊かになった。過去の映像に、空想が加味されどんどん膨らんでくる。この心情はどういうことだろうか?以前の私であれば、持っていること、知っていること、解っていることに執着していた。ところが、そんなことはどうでもイイのである。今を"生きていること"が素晴らしいのである。
2019.11.29お茶漬の味 1952松竹

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日本が新しい時代を進み始めた頃の映画で、お見合い結婚をした夫婦(佐分利 信と木暮実千代)の心模様と女たちが強くなった姿が描かれている。大衆娯楽が紹介されていて、プロ野球観戦、パチンコ、競輪場、歌舞伎、とんかつ屋、ラーメン店。パチンコ屋の提灯には「甘辛人生教室」と掲げられ、パチンコ屋の主人(笠智衆)が「こんなもんが流行るのはイイ時候ではない、世の中はようならんですね〜」と言う。監督:小津安二郎、出演:淡島千景、津島恵子、鶴田浩二、三宅邦子。
2019.11.23 勤労感謝の日

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2019.11.22 時間を味方につける

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時間は正直な評論家で、創業したときは周りに認められなかったが、
2019.11.11銀座化粧 新東宝1951

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小唄長唄、三味線など、とんと聞かれなくなった。ミナミでも流しの兄ちゃんも見かけない。雪子(田中絹代)は、銀座のベテラン女給で、そこで繰り広げられるドラマである。雪子が若い京子(香川京子)に「男は獣と思っていればいい」と自分の過去を振り返る。「頭の切り替えがでけへんからアカンねん」、「少しは悪いやっちゃと言われるぐらいでないと」というセリフが気になった。助けてもらった恩や義理を引き摺るのが人間なんだと言っているように思えるし、「正直、まじめ、元気」であればと、子供の春雄に言わせている。他に堀 雄二、花井蘭子、監督は成瀬巳喜男。
2019.11.10 結婚45年

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結婚45年、これが私たちの目標であった。家内は忘れているかも知れないが、初めの15年は子育ての15年、次は子供が大人になる15年、そして次の15年は子供が独立して、私たち2人が老後を生きる15年。30の時、祖父母が金婚式を迎えて、若い私は、結婚を15年×3と考えた次第、それが実際に迎えてみて、何のことはない、別段、どこにでも居る、喧嘩もしない会話もない夫婦、てんでバラバラに家に居てる夫婦となった。一緒に外出するのは、墓参りの時くらいで、それも「○○を持ったか〜?」とかの会話もなく、昼前に出れば、どこかで食事というのは、暗黙の了解。枯れてる夫婦になってしまった。
2019.11. 8 立冬

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2019.11. 3 文化の日

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2019.11. 2 老いること (18) − 死の瞬間

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年齢を重ねて高齢になって死ぬことは、皆解っていることだと思う。人は生れた時のことを憶えていないので、おそらく死の瞬間は全く自覚はないのだろうと思う。自分が眠りに就く時と同じで、いつ頃に寝ついたかは定かでないし、いつの間にか寝ていたということしか判らない。いつもと同じように眠ろうとしたら、孫や子供たちの顔が見えて、騒がしい、音や声が微かに聞こえるが眠くなって目を閉じた、というのが死の瞬間でしょうね〜。死を迎える瞬間は、寝る瞬間に自覚がないのと同じではないでしょうか。周りは「死んだ」と判断するが、自分は眠りに落ちた、という瞬間でしかない。
2019.11. 1 アラモ 1960

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ジョン・ウェインが自ら製作したアラモ。「別れを告げる妻がいないので、だからあなたに別れを述べたい。」「自由に決めることができるのなら残る。」5千人vs180余、13日間アラモ砦を死守した英雄たちの話。歴史の浅いアメリカ史の中で、今も称えられる男たちである。出演:リチャード・ウィドマーク、ローレンス・ハーヴェイ、リチャード・ブーン、リンダ・クリスタル、パトリック・ウェイン、ジョーン・オブライエン。私は主題曲「遥かなるアラモ」からアラモを知った。名所アラモ砦はヒューストンの郊外にある。
2019.10.25恋 文 1953

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田中絹代監督、新東宝。現実を受け入れられず悶々とする男の葛藤を描く。兵学校以来、清純な道子の姿を思い抱いていた礼吉は、眼前の道子を罵倒を浴びせ、それから道子への愛と憎しみに悶える泥酔の日々が続いた。兄の気持をうすうす知った洋は山路に相談して道子に会わせようとするが・・・出演者:森雅之(礼吉)、宇野重吉(山路)、久我美子(道子)、香川京子(保子)、中北千枝子(レストランの女)、道三重三(洋)。渋谷の雑踏、街並みや明治神宮、日本がやっと落ち着きを取り戻した頃の佇まいが映されている。
2019.10.19 結婚披露宴でのビックリした話

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かつて、もう35年以上前の話ですが、地方の10万足らず町の結婚披露宴に招かれた時の話。ホテルでのパーティーでしたが、テーブルが6、7席ありましたが、宴席の方々が料理をあまり食べられないことに気が付いた。宴もたけなわになりお開きとなる、その時、折が配られ、一斉に皆さんが、手の付けていなかった料理を、その折に詰めている。幾重にも料理が重ねられ、プラスチック容器に山のようになっている、その光景には凄まじさを感じた。そのテーブルには私も含めて県外からは3人、お互い顔を見合わせて、形だけ折に入れた憶えがある。もちろん、折の大きさ相当の量にしたのは言うまでもない。
2019.10.14 東京五輪と大阪万博を知らない世代体育の日

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56年前は、まさに東京オリムピック一色でした。TV放送が華やかで街中に活気が溢れていた。その頃は景気が良かったのでしょう、我が家にも毎年毎年、電化製品が増えていました。それから半世紀、日本の道はきれいになり、交通インフラ、通信網も整備され、高層ビルが建ち並ぶようになりました。生活様式もすっかり変わりました。やはり国際イベントを体験することにより、国もその国民も大きく成長するのだと感じます。新しい時代は新しい人たちが築いてゆくものです。素晴らしい日本を築いて欲しいと念願します。
2019.10. 1関ヶ原 東宝2017

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羅漢堂の中で秀吉が独り座っているシーンから始まる。狩猟に疲れた秀吉が、趣の異なる三服のお茶を所望する。まさしく彦根天寧寺の羅漢堂である。19世紀前半に建立された曹洞宗のお寺で、山号は萬年山、井伊直中が奉られている。関ヶ原の時代にはこのお寺はなかった。原作:司馬遼太郎、三成と家康を主人公に、秀吉の死から天下分け目の関ヶ原の戦いに至るまでの過程を描く。出演:岡田准一、役所広司、有村架純、平岳大、東出昌大、松山ケンイチ、監督:原田眞一。
2019. 9.26

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2019. 9.24 老いること (17) − 自分のネットワークが崩れる

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仕事のことであっても、親戚のことでも近所のことでも、顔は思い出して憶えているのですが、名前が出てこない。「こんにちは〜」や会釈をするだけの間柄ですが、かつてどういう経緯で取引きを始めたのか、また知り合いになったのかが判らない。確かめる身内が居らず、誰に聞いていいかも思い当らない。一番の理解者であった父は既に亡くなっているし、母に聞いてもおそらくは知らんだろうし、そんな年齢になってしまったのだと、痛切に感ずる。この件については、この人を訊ねれば教えてくれる、という人がだんだんいなくなることは、非常に寂しいものです。自分のネットワークが削がれているようです。
2019. 9.23 秋分の日

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2019. 9.22暗黒街のふたり Deux hommes dans la ville 1973(仏伊)

4731
直訳は「街のふたり」、出所したジーノ(A・ドロン)と保護司ジェルマン(J・ギャバン)との人間ドラマ、正義であるべき法律、それに裁かれる被告、その葛藤を描く。ジェルマンは"裁判が茶番だったら"と反芻する。更生し真面目に働くジーノに、忍び寄る昔の仲間、不運にも妻が事故で亡くなり、ジーノを捕まえたゴワトロ警部(M・ブーケ)にバッタリ遭ったのが悲劇の始まりであった。犯罪予防に異常な執念を持つゴワトロの監視に追い詰められてしまう。監督:ジョゼ・ジョヴァンニ。
2019. 9.17

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2019. 9.16 敬老の日

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2019. 9.15 組合の管工機材設備総合展

4724
2年に一度の第19回管工機材設備総合展OSAKA2019 が、インテックス大阪6号館Aで開催された。テーマは「未来をひらく流体テクノロジー」、ひとまわり大きな会場に、過去最大規模195社団体が出展、379コマが結集した。能率協会の協力を得てユーザー様向けの講演会も開催された。
2019. 9.11怒りの街 東宝1950

4720
【怒りの街とは、我々が常に正義を愛し人を信じたい気持ちが踏みにじられた場合に採る表情の一つである】須藤(原 保美)と森(宇野重吉)は帝大学生、女を騙してお金をせしめる「自らの知能プレー」に誇りを持ち、愉しんでいた。ダンスホールに通っては、福田つね子(久我美子)が、宮部紀美子(木匠久美子)が、彼らの餌食となっていった。だが、森は、須藤の妹雅子(若山セツコ)に咎められ、自分の行動は恥ずべきものだと気がつき、須藤をとめようとするのだが・・・・ダンスホール入場料は300円、宝くじ10円の時代、成瀬巳喜男作品。
2019. 9.10

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2019. 9. 8

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2019. 9. 1 防災の日

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阪神大震災があり、東日本の大地震、熊本の地震もあって、9月1日の関東大震災の日は忘れかけている。大阪市では15年位前までは、9月の第1週には震災訓練が行なわれていたが、今は実施されていない。行政の防災対策は、○○本部の形を作って、水・毛布ほか備蓄をするまでのものが多く、そこで危機管理は終了、日頃からどういう会合、どういう訓練をしておくか、またそのベースとなるコミュニティー活動をどのように展開していくかまでは踏み込んでいない。何年かに一度、「この地区は○○本部××を隊長として20人態勢でOK」の関与しかない。万が一の時、その半分の態勢かどうかは関係がないのだ。画餅に帰す話である。
2019. 8.31 仕事の中の"仕事というもの"

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自らを振り返ったとき、生き方はどうだったのかと問うたとき、明解な答は出てこない。ただ、仕事に関しては、人の仕事を取ってきたように感ずる。先輩であっても、上司であっても、はたまた社長であっても、オヤジのやっている仕事を、自分のやり方で、ひとつひとつ整理してアレンジしながら仕事を自分のものにしていったと思う。先輩諸氏や教わることもあったし、時代に合わせて電算化、成文化もやってきた。私が構築してきた仕事のすべてが、そのやり方の積み重ねで形成されてきたのではあるまいか?だから、手書きの帳面をコンピュータに載せてからは、オヤジのしごとがすべて無くなってしまった。
2019. 8.27

4705
2019. 8.29 自動運転なんて夢のまた夢??

4707
本当に自動操縦できる車が一般化されるのでしょうか?赤、青に加え→の信号もあるし、色々な踏切もある。混雑する交差点や複雑な三叉路、上り下りのある交差点では、人工頭脳と言えど判断は出来ない。交差点や線路で立ち往生でもされればどうしようもない。では自動車道ではどうか、時速120kmで走行する物体を、四方八方上下左右、瞬時に判断して操縦をするというのも、難しい。暴走あおり運転vsAI自動車では、どちらに軍配?万が一間違えば、命に関わる話だ。せいぜい遊園地にある電気自動車であれば、速度は20kmまでだし、暴走をしても人が走れば追い付く。それよりも、まずは全信号機にカメラ設置でしょうね〜
2019. 8.28 酌み交わすにも・・・

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70年近く生きていると、あんな男(やつ)と話もしたくない、という奴が居る。めったに会わないし、もはや記憶の中に入ってくることもない。そんな男とは同じ場所、時間を共にすることを拒絶してしまう。無理なのです。お酒なんて酌み交わすなんて、考えられない。そこでバカな自分に気づき、またも自己嫌悪に陥り、自分を曝け出しそうになることは、時間の無駄遣いである。そんな奴と思っているのは、自分の独り善がりだと解っていて、相手は何とも思っていないことが多い。人生の残りの時間が少なくなってくると、説明をするのも面倒くさいし、できるだけ自分本位に、厭な奴には近づかない、ことが鉄則である。
2019. 8.27天国と地獄 東宝1963

4705
監督は黒沢明、原作はエド・マクベインの「キングの身代金」、誘拐と薬が絡むサスペンス。とにかくキャストが凄い顔ぶれだ。とある会社の専務の息子と間違えられて、運転手の息子が誘拐された。専務は身代金3千万を持って特急こだまに乗車、新しい受け渡しの手口である。・・三船敏郎、三橋達矢、香川京子、仲代達矢、志村 喬、東野英治郎、木村 功、山崎 努、藤原釜足、千秋 実、加藤 武、北村和夫、名古屋 章、菅井きん。観音開きのトヨペットクラウンが懐かしい。
2019. 8.26 次の世代の覚悟!

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「次世代へ借金を残すな!」と言う議員が居るが、逆を言えば、プラスの財産であればイイのか!マイナス財産をチャラにする政策をせよ、という論法。マイナスであってもプラスであっても、財産は財産。次世代は継承をすることが前提であり、財産はそのまま引き継げばイイ話で、親が子供世代に借金を残さないというのであれば、今の人生をすべて借金返済に注ぎ、極貧に耐えて暮らしなさい、という話である。当然、日本経済は低迷してデフレが続き、活気のない国に成り下がる。いっそのこと、国民皆が継承することを放棄、国の形をなくせば借金は無くなる。しかし国としては継続したい。支離滅裂??

☆☆ き.に.な.る.ニュース ★☆2019. 8▲戻る 蝉の声がしみ入る夏がやってきた
心地よい風を受けながら日蔭で佇む

☆☆ き.に.な.る.ニュース ★☆2019. 7▲戻る 平年よりかなり遅く梅雨入りをした
自然災害が起きないように祈るばかりだ